ダンサーのDAIKIのwikiプロフ!身長128cmで光る君への須麻流役を熱演!!
身長128cmのダンサーとして話題のDAIKIさん。
大河ドラマ「光る君へ」の須麻流役を熱演していることで、一躍有名になりました。
今回は、そんなダンサーのDAIKIさんのwikiプロフについてまとめました。
DAIKIのプロフィール
DAIKIさんのプロフィールについてご紹介します。
- 名前:DAIKI(だいき)
- 本名:西村大樹(にしむらだいき)
- 生年月日:1994年(2024年現在30歳)
- 出身地:神奈川県
- 身長:128cm
- 所属:アクセシビューティーマネジメント
DAIKIさんは「低身長症」ともよばれる難病、「軟骨無形成症」という障がいを抱えています。
遺伝子の突然変異が原因の先天性疾患。
成長軟骨と言われる部分の変化により、低身長や四肢の短さ、指の短さが引き起こされる。
2万人に1人の割合とされ、推定6,000人の患者がいるとのこと。
DAIKIさんは現在、ダンサー、俳優として、障がい者専門芸能事務所の「アクセシビューティーマネジメント」に所属しています。
DAIKIの経歴は?
DAIKIさんの経歴についてご紹介します。
小学生:軟骨無形成症を知る
DAIKIさんが障がいを意識したのは、小学校の時でした。
小学1年生の時は身長が99cmで、次の年は100cmと、1cmしか伸びませんでした。
周りとの違いによって、学校ではいじめにも遭っていたそうです。
小学5年生の時に、自分の障がいについて調べたDAIKIさんは、自身が「軟骨無形成症」であることを知りました。
学校で障がいについて話す
DAIKIさんは、先生から依頼を受け、全校生徒の前で軟骨無形成症について話す機会もありました。
学校の設備で物理的に障害となるものは、学校に掛け合って、エレベーターや位置を低くした蛇口を新設してもらったそうです。
今まで、学校になかったものを作ったりと、学校に積極的に働きかけていました。
中学生:ダンスと出会う
DAIKIさんは、中学2年生の時に、仲間の影響でダンスを始めています。
障がいの影響で、スタジオの入会を断られた過去もあり、仲間たちとストリートで練習していたそうです。
特に「クランプ」というダンスにのめり込んでいたのだとか。
ヒップホップから生まれたジャンルの一つ。
アメリカ、ロサンゼルスが発祥。
怒りや対抗、欲求不満などの力強い意志をダンスで表現し、精神を高めていくジャンル。
DAIKIさんは、運動が好きで、筋肉もつきやすい体質でしたが、ドクターストップがかかっているスポーツも多く、学生時代は苦労したそうです。
体育の授業でも見学が多く、見学では成績がつかないことに、疑問を抱いていたそうです。
高校生:文化祭でダンスを初披露
DAIKIさんは、高校の文化祭で、初めて人前でダンスを披露しました。
DAIKIさんは横浜市にある「学校法人大谷学園 秀英高等学校」に進学しています。
文化祭でダンスを披露した時、DAIKIさんは
自分に向けられる視線の質が変わった
と感じたそうです。
街を歩いていると「ネガティブな視線を投げかけられている」と感じていたDAIKIさんでしたが、ステージの上では「DAIKI!」とポジティブな視線を感じられたのです。
高校の教師を目指す
DAIKIさんは、障がいの影響で体育の授業に疑問を抱いていた経験から、保健体育の教師を目指すようになります。
DAIKIさんと、秀英高校の担任だった荒井先生との対談インタビューが、Youtubeにアップされていました。
最初は中学校の先生になりたかったというDAIKIさんに、心の変化があったようです。
最初、中学校の先生になりたいなと思ってたんですけど、ここ(秀英高校)に来てから、秀英の先生になりたいなってあの頃はすごい、気持ちがどんどん変わっていって
と、高校の教師を目指すようになります。
大学生:本格的にダンスを始める
DAIKIさんは、大学の先生との出会いをきっかけに、本格的にダンスを始めます。
そこから、舞台活動やダンスをメインに活動します。
軟骨無形成症で初の教員免許
DAIKIさんは軟骨無形成症の人で初めて、保健体育の教員免許を取得しています。
DAIKIさんは秀英高校を卒業後、大学へ進学し、母校である秀英高校で教育実習をしています。
学生時代、運動能力だけを評価される、体育の授業に疑問を持っていたDAIKIさんは
自分が体育の教師になろう
とずっと思っていたそうです。
お医者さんにも、学校の先生にも止められたそうですが、DAIKIさんは有言実行を果たします。
体育の実技の中では、柔道、器械体操、陸上競技にドクターストップがかかっていたDAIKIさん。
それでも、大学時代には柔道で初段をとり、教授と一緒に
自分なら教える立場として何ができるか
を考え、単位を取得し、保健体育の教員免許を取得しました。
2022年:ダンスチームの代表
DAIKIさんは2022年から、障がい者と健常者をつなぐダンスチームの代表を務めています。
ダンスチームの名前は「SOCIAL WORKEEERZ(ソーシャルワーカーズ)」です。
ソーシャルワーカーズは10代~50代まで幅広い年齢層のメンバーがいます。
DAIKIさんの夢
今のDAIKIさんの夢は
バリアフリーなダンススタジオを作ること
だそうです。
そのスタジオを足掛かりに、車いすのまま遊べる公園や、カフェを作りたいのだそうです。
どんな人でも自由にサイズを選べるアパレルショップなどが集まる複合施設を作りたいのだとか。
いろいろな特性の人が集まり、わいわいと宴をしている夢を実現することが、DAIKIさんの人生のゴールだと思っているのだそうです。
テレビ出演
DAIKIさんは、様々なテレビ番組にも出演しています。
- バリバ
- Eダンスアカデミー
- ひるまえほっと
- NHK WORLD
DAIKIさんは、イベントやメディアを通じて、障がい者がスポーツやダンスを楽しめるバリアフリーの実現を目指す活動をしています。
光る君への須麻流役を熱演!!
DAIKIさんは、NHK大河ドラマ「光る君へ」の須麻流役を熱演しています。
障がいを持っている俳優を起用するのは、大河ドラマ史上初のことだそうです。
須麻流は、ユースケ・サンタマリアさん演じる安倍晴明の従者です。
DAIKIさんは、俳優は初挑戦だそうです。
俳優初挑戦が大河ドラマって、すごいですよね。
セリフは多くないものの、視線の芝居が効いていて、キラリと光る存在感が高く評価されています。
大河ドラマに抜擢された理由
「光る君へ」の制作統括である、内田ゆきさんは、DAIKIさんを起用した理由について。
ダンスのキャリアからか「自分を表現したい」との思いが強く、スキルもある
引用:Yahoo!ニュース
と語っています。
ユースケ・サンタマリアさんとのコンビもしっくりきています。
自分の体はブランド
「光る君へ」にDAIKIさんが出演したことは、大きな反響がありました。
DAIKIさんと同じ軟骨無形成症の子供を持つ親からは
勇気と元気と感動をいただいた
引用:Yahoo!ニュース
とメッセージをもらったそうです。
一方で、同じ病気に苦しむ人からは
特徴的な体が大嫌いなので、自分の姿をテレビで見ているような、すごく嫌な気持ちになってしまう
引用:Yahoo!ニュース
というメッセージも届いたそうです。
DAIKIさんは
苦しい人がそういう声を上げていると思う。だから、悔しい
と正直な思いを話し、続けて
僕は自分を表現するうえで、この体を「ブランド」だと考えています。好きなことをして、人前に出ることは面白いし、自分らしくいられる。障害のある人たちがそう思える社会になるように、できることをしていきたいです
引用:Yahoo!ニュース
と話していました。
どんな特性を持っていても、自分らしくいられる社会を、DAIKIさんと共に目指したいですね。
まとめ
今回は、大河俳優も務める、身長128cmのダンサーのDAIKIさんのwikiプロフについてまとめました。
DAIKIさんは「光る君へ」の須麻流役を熱演し、大きな反響を呼んでいます。
中学2年生の時にダンスと出会い、様々な夢を叶えてきたDAIKIさん。
今後もダンスや俳優活動を通して、大きく活躍されることだと思います。