蟷螂襲の名前の読み方や由来、本名は？失語症を乗り越え朝ドラ俳優として活躍！

2024年5月8日トレンドニュース,俳優、女優、タレント、モデル

俳優の蟷螂襲さんが、2023年10月24日（火）に脳梗塞のためお亡くなりになりました。

蟷螂襲さんは、NHKの朝ドラ俳優として活躍していました。

出番は少ないですが、存在感のある演技力に惹きつけられた方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、蟷螂襲さんの名前の読み方や由来、これまでに出演した朝ドラ作品についてまとめました。

記事の後半では、蟷螂襲さんの俳優としてのこだわりについてもご紹介しております。

ぜひ最後までご覧ください。

蟷螂襲のプロフィール

蟷螂襲さんのプロフィールをご紹介します。

蟷螂襲の名前の由来は？

蟷螂襲さんの最初の芸名は、「襲」一文字だったそうです。

この芸名は、山本有三の小説「波」に出てくるファム・ファタール（運命の女性）「襲子（つぎこ）」から取ったとのこと。

なぜここから取ったのかについては、以下のように語っていました。

「この小説を原作にしたドラマを見た時に、襲子さんが宿帳に（偽名で）『龍子』って書いたんです。なんでそんな名前にしたのか？と聞かれたら『裸になったら龍になる』と。つまり『襲』の下の『衣』を取ったら『龍』じゃないですか。それが気に入ったんです」

引用：MANTANWEB

その後にやっぱり名字もほしくなり、「蟷螂」と付けたそうです。

この姓は、自分の非力を顧みずに、強敵に歯向かうさまを示す「蟷螂の斧」という言葉から取ったそうですが、そこにも深い思いがありました。

「芝居を始めてはみたものの、右も左も分からなくて、その先の見通しがどれだけあるかも分からない。そんな状況の中でも、芝居を続けていくに当たっての、覚悟を決めるつもりで、そんな名前にしました。いかついけど、いっぺん覚えていただくと、覚えられやすい名前なんですね。ただ『読めるけど書けない』って、よく言われます」

引用：MANTANWEB

　俳優として今後存在感のある人物を目指したい！という意気込みを感じますね。

蟷螂襲は失語症を経験していた

蟷螂襲さんは、30代を迎える直前に精神的な疲れから、失語症に近い状態になったそうです。

一度は役者を辞めることも考えたようですが、ある劇団をきっかけに乗り越えることができました。

失語症を乗り越えたきっかけは？

蟷螂襲さんは、作家の中島らもさんが主宰していた「笑殺軍団リリパットアーミー」に入団します。

この入団をきっかけに失語症を乗り越えたそうです。

笑殺軍団リリパットアーミーには、落語家やマンガ家など様々な人が在籍していて、にぎやかで楽しい場所だったと語っています。

劇団でお芝居をしていくうちに、「芝居を好きで始めた」という俳優としての原点に帰ることができて体調も元に戻ったようです。

蟷螂襲さんにとって、笑殺軍団リリパットアーミーはとても大切な場所だったのでしょうね。

蟷螂襲の朝ドラ出演作は？

蟷螂襲さんは、NHKの朝ドラに多数出演しています。

どの役も出番は多くないですが、しっかりとした存在感のある名脇役として活躍していました。

俳優としてのこだわりポイント

蟷螂襲さんにとって、1年以上の長期撮影を行うような朝ドラは、空気が出来上がった現場にポンと飛び込むという楽しさがあったのだとか。

「大勢のスタッフやキャストが、何カ月もかけて作った現場の、途中のタイミングでお邪魔させていただく。その感じが、僕は好きですね。そこにちょっとだけ、違う風を入れるような居られ方ができたらええかなあと思っています」

引用：MANTANWEB

そんな気持ちがあるからこそ、どの作品でも蟷螂襲さんの存在は欠かせなかったのだと思います。

世間の声は？

蟷螂襲さんの訃報を受けて、世間からは以下のような声が上がっています。

存在感のある演技力に定評があっただけに、今後ドラマでお姿を見れなくなるのは本当に残念です。

まとめ

今回の記事では、蟷螂襲さんの名前の読み方や由来について詳しくご紹介しました。

朝ドラ俳優として、存在感のある演技力で多くの方の心を惹きつけていた蟷螂襲さん。

今後の活躍が見られなくなるのは非常に残念です。

蟷螂襲さんのご冥福をお祈りいたします。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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