とっても可愛い昭和レトロなアデリアレトロの人気グラスは?アデリアレトロが楽しめる喫茶店もご紹介!

ここ最近のレトロブームの中で、注目を集めているアデリアレトロ。
シンプルながらも親しみやすいイラストは、多くのファンから愛されています。
今回の記事では、アデリアレトロについて詳しくご紹介したいと思います。
アデリアレトロにはどんなシリーズがあるのか、おすすめ商品とともに詳しくまとめました。
後半では、アデリアレトロを間近で見ることができる喫茶店のご紹介もしております。
アデリアレトロのファンの方はもちろん、これからアデリアレトロを揃えようと思っている方はぜひ最後までご覧ください。
アデリアレトロとは?

アデリアレトロは、石塚硝子株式会社が製造している食器ブランドの一つです。
石塚硝子株式会社は、創業200年を迎えるガラス製品の先駆者。
石塚硝子の長い歴史の中でアデリアが誕生したのは昭和36年のこと。
以来、50年以上も親しまれるブランドに成長しました。
アデリアレトロは、昭和の時代に家庭で使われていたアデリアのグラスを現代のライフスタイルに合わせてリメイクされた製品です。
ここ数年の昭和レトロブームの波に乗るように、人気ぶりに拍車がかかっています。
アデリアレトロのシリーズは?

アデリアレトロには、ブランドの象徴となるいくつかのシリーズが存在します。
シリーズごとに一式揃えておくのもおすすめなので、お気に入りのシリーズを見つけてみてくださいね!
アデリアの代表シリーズ「アリス」

アデリアレトロといえばこの柄!というほど有名なのが、アリスです。
昭和46年に発売したときには、主婦や若者の間で大人気でした。
当時の商品はコップ、ピッチャー、カップ&ソーサー、容器、灰皿など様々な種類の食器が出回りました。
アリスに次ぐ人気シリーズ「野ばな」

アリスと並んで人気が高いのが、野ばなです。
昭和49年に贈答用のガラス食器セットとして販売されました。
その翌年には単品販売も始まって、家庭用グラスとして市場に出回るようになります。
花びらが1枚散っているイラストは、まるで花占いをしているかのよう。
乙女心を感じさせるシリーズですね。
くるくる回る「花まわし」

お花がくるくると回るように描かれたデザインが花まわし。
発売当初は、お菓子などを入れるガラス容器としてスタートしました。
その後に人気が出て、ゴブレットやピッチャーなども発売しました。
背景の赤いドット柄がレトロ感満載です。
グラス一面に咲き誇る「花ざかり」

乙女のトレードマークであるマーガレットが咲き誇るシリーズの花ざかり。
置いてあるだけでテーブルの上にお花畑が広がっているかのよう。
昭和46年に琥珀色のグラスと、無色透明のグラスの2種類が販売。
マーガレットは当時流行した花柄でした。
素朴なフルーツデザイン「梨」

お花のデザインが印象的なアデリアレトロですが、フルーツ柄もあります。
梨のシリーズは、昭和50年に家庭用ガラス食器として発売されました。
アリスや野ばなシリーズと共に、アデリアのカタログも掲載されていました。
ころんとした優しい梨のデザインは、眺めているだけでほっこりとしますね。
子ども時代を思い出す「風船」

風船のシリーズは、昭和44年に発売されました。
当時は、脚付きの小ぶりなコップが生産されていて、グラスのサイズ感と雰囲気がぴったり合うデザインです。
赤いお花がチャームポイントの風船は、子どもの頃に遊んだ風船を思い出すシリーズです。
チューリップ柄の「コレック」

オレンジ色のチューリップがとっても可愛いデザインがコレック。
昭和48年に発売されたコレックは琥珀色のグラスにプリントが施され、ギフトセットとして販売されました。
昔はグラスセットのプレゼント需要が高かったようです。
親しみやすいチューリップは、テーブルを一気に可愛らしくしてくれるシリーズです。
エレガントな「マスカレード」

昭和49年に発売されたマスカレード。
これまでの可愛らしい花と違い、大きな黄色いバラが目をひくシリーズです。
当時は琥珀色の脚付きグラスにプリントされていました。
マスカレードには「仮面舞踏会」という意味があります。
エレガントな雰囲気なので大人の女性にもぴったりですね。
可愛らしい音楽が聞こえてきそうな「ラプソディー」

ラプソディーは昭和48年に発売されました。
当時は、グリーンの磨りガラス調の脚付きグラスにプリントされていたようです。
真っ直ぐ並んだお花たちから、楽しげな音楽が聞こえてきそうなデザインですね。
動物柄の「ズーメイト」

ズーメイトは、お菓子などを入れるガラス容器として昭和51年に販売されました。
花柄を中心とした乙女チックなデザインが主流だったアデリアレトロには、珍しい柄ですね。
眠そうなヒョウが可愛らしい雰囲気を漂わせています。
絵本の中に迷い込んだ「おとぎ話」

ヨーロッパの童話の世界に迷い込んだようなおとぎ話は、昭和46年に発売されました。
当時は、お菓子などを入れるガラス容器として販売。
花柄のシリーズと合わせて揃えると、物語の世界が広がりそう。
爽やかに踊り出しそうな「花の輪」

白と水色の配色が爽やかな花の輪は、昭和51年に発売されました。
当時はクリアブルーのグラスにプリントされていたようです。
まるで踊り出しそうなポップなお花たち。
暑い夏に、キンキンに冷えたクリームソーダが似合いそうなデザインですね。
アデリアレトロの人気商品はどれ?
様々な食器が発売しているアデリアレトロ。
どれも人気がありますが、今回の記事では家の中でもレトロな喫茶店気分を味わえる人気商品をご紹介したいと思います。
これから購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
脚付きグラス
アデリアレトロの中でも人気が高いのは、脚付きのグラスです。
レトロな喫茶店でクリームソーダやアイスコーヒーが飲みたくなるようなデザイン。
ストローをさして、自宅でも喫茶店の雰囲気を味わいましょう。
キラキラと輝く脚がとっても素敵!
このまま食器棚に並べてコレクションしたいですね。

こんな可愛い箱に入っているので、ギフトにもピッタリです。
箱と一緒にコレクションしたくなりますね。

ゾンビーグラス
ゾンビーグラスは、トールグラスとも呼ばれる円筒型の背の高いグラスです。
現代では、カクテル用グラスとして親しまれています。
家の中でカクテルを注ぐだけでお店にいるかのような特別かんを味わうことができますね。

ぜひ、お気に入りのシリーズで家の中でほっこりした時間を楽しんでくださいね。
アデリアレトロが楽しめる喫茶店
アデリアレトロのグラスを実際に楽しむことができる喫茶店もあります。
喫茶店の中でアデリアレトロのグラスが楽しめるなんて、贅沢ですよね。
一体どんな喫茶店なのか、詳しくみていきましょう。
喫茶ネグラ

美術大学出身のオーナーさんが営む、喫茶ネグラ。
店内のインテリアや器は、すべてオーナーさんが選んだこだわりのものばかり。
アデリアの花柄のグラスも、器の中の一つとしてお店で使われています。
東京都世田谷区北沢2-26-13 1F北側PACKAGE ONE
03-6361-9874
営業時間:11:30〜19:30(不定休)
ワタル珈琲

文化的な古民家が立ち並ぶ徳島県美馬市の街並み内にあるカフェがワタル珈琲です。
本当にここであっているのかな?と心配になるほど奥まった場所にあり、入り口は古い引き戸になっています。

オーナーさんは元和菓子職人の名物店主。
メニューには「酒粕チーズケーキ」や「豆腐と抹茶のガトーショコラ」などの和風のスイーツを提供しています。
ちょっとひねりの効いたメニューは、お客様からも好評なのだとか。
ワタル珈琲はアデリアレトロのインスタでも撮影場所として登場しているんです!
徳島県美馬市脇町大字脇町87
090-3941-6838
営業時間11:00〜17:00 定休日(木曜日+不定休)
珈琲艇キャビン

大阪ミナミの中心地に佇むのが珈琲艇キャビンです。
名前の通りまるで船のような外観が素敵な喫茶店ですね。
ご夫婦で営業している珈琲艇キャビンは2020年で45周年!!
看板メニューの、オリジナル珈琲は香り・苦み・酸味のバランスが絶妙で、多くの常連さんに愛されているのだとか。
店内に設置されている丸い窓は、造船業者から仕入れた本物の船窓なのだそうです。
内装までこだわりを感じますね。

落ち着いたレトロな空間や、こだわりを感じられる内装の喫茶店でアデリアレトロのグラスが楽しめるなんて贅沢ですよね。
お近くにお住まいの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ

今回は、昭和なレトロ感を味わえるアデリアレトロをご紹介しました。
どこか懐かしさを感じるアデリアレトロのモチーフは、どれも心がほっこりと温まるものばかり。
自宅でのくつろぎのひと時に、アデリアレトロのグラスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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